※掲載情報は、2010年当時のものです。
テーマ:ハンドサイクルで広がった新しい世界
ハンドサイクルコンテストにあたり
「シュトリッカーハンドサイクル」が日本に上陸してから8年が経とうとしています。
2002年当時、ハンドサイクルはまだまだ知名度が低い状態でした。ちなみにハンドサイクルは、本家ドイツではハンドバイクと呼ばれていますが、日本でバイクというとオートバイのイメージが強いと考え、“ハンドサイクル”という英語圏読みの名称で皆様にご紹介することにしました。(注:現在は「ハンドバイク」の名称で統一しています)
現在、「シュトリッカーハンドサイクル」は北海道から沖縄まで全国各地で使っていただいています。アダプター式ハンドサイクルは、車いすに取り付けて自転車のように移動できるので、行動半径が広がり、健康効果も高まります。しかし、ハンドサイクルの使い方、楽しみ方は様々であり、使った人でないとわからない奥深いものがあります。このため、今回コンテスト形式でハンドサイクルの使い方自慢を行っていただくことにしました。
お寄せいただいた作品は、全体を通してバリエーションに富んだ力作揃いとなっており、今回のコンテストでは敢えて選考という形式はとらず、基本的に全ての作品を公開し賞を設けることといたしました。
この度のコンテスト開催にあたり、改めて皆様のハンドサイクルの“思い”を感じ取ることができました。各作品からは、通勤や体力づくり、輪行やカスタマイズなど「シュトリッカーハンドサイクル」ならではの楽しみ方を随所に見受けることが出来ます。ハンドサイクルそのものは、車いすに一輪車を取り付けた至ってシンプルな構造ですが、それを使うことにより広がる可能性は様々であると改めて感じます。
ご応募くださいました皆様、誠に有り難うございました。コンテストは今回が初めての試みですが、今後も開催していく予定です。
次回も皆様のご応募お待ちしております。
(株)テレウス 代表取締役 木戸 司